女性の薄毛の症状は、さまざまな原因によりヘアサイクルが乱れ発症します。
ヘアサイクルが乱れてしまうと毛髪の成長期が短縮、つまり十分に毛髪が成長をしないまま
脱毛してしまうため、徐々に毛髪量が少なくなり薄毛の症状が進行していきます。
では、女性が薄毛になる主な原因を下記にご紹介いたします。

1.遺伝要因による女性薄毛

75％が遺伝要因による薄毛といわれています。
それは、人間の遺伝記録は細胞内にある染色体が記憶をしています。



2.加齢が原因による女性薄毛

加齢が原因の毛髪の衰えです。
女性ホルモンは、閉経前後に減少していきます。
更年期障害による自律神経のバランスの乱れが影響で薄毛が進行します。



3.女性ホルモン（エストロゲン）と（プロゲステロン）
の乱れによる女性薄毛

女性には生理が周期的にありますが、PMS（月経前症候群）やストレスを原因として
女性ホルモンが乱れることで抜け毛が増え、薄毛になります。
女性ホルモンは非常に繊細なので、ストレスや多忙すぎる生活週間、精神的に感じる緊張、
季節の変わり目や激しい気温の差などによりホルモンバランスが乱れます。
逆に、ホルモンバランスの乱れがない場合、ほとんどの女性が生理後の体調がすぐれていて、
髪の毛やお肌の質感もよく、ダイエットの成功率も上がります。



4.生活習慣が原因による女性薄毛

この問題による薄毛は年齢を問いません。
不適切な食生活、過度な飲酒、喫煙、運動不足そしてストレスや疲労も生活習慣が原因とされます。
中でも薄毛の原因となる生活習慣の乱れが、食生活です。
髪の毛はほぼ99%が、約18種類のアミノ酸が結合したケラチン（硫黄を含むたんぱく質の総称）
で構成されております。育毛や発毛させるために必要不可欠なのがこのタンパク質であるため、
1日に必要なタンパク質が不足すれば栄養バランスも崩れてしまい当然のごとく薄毛が発症します。
過度なダイエットによる脱毛も栄養失調によって髪の素となるタンパク質が不足することが
起因しています。



5.頭皮への血流低下、血行不良による薄毛

血流が低下し、血行がうまくまわらなければ毛細血管のすみずみにまで血液が行き
届きません。
人間は筋肉を動かすことにより血液を毛細血管まで送る仕組みなので、
体を動かさなければ血行不良になり、毛母細胞に栄養が行き渡らず（健康な髪の毛が
育たなくなり）、抜け毛や切れ毛となり薄毛になります。



6.染髪などによる頭皮へのダメージ

髪にボリュームをだしたいからとパーマをかけたり、ファッションの一部として
ブリーチやヘアカラーをするなど、頭皮への負担が薄毛の原因となります。
個人差にもよりますが、パーマ液やヘアカラーには頭皮にダメージを与えてしまう成分が配合
されているため、頻繁に行うと薄毛のリスクが高まりやすくなります。





まとめ

ヘアサイクルの乱れを引き起こす原因は、遺伝的要因・加齢による女性ホルモンの
減少や乱れ・ストレス・偏った食生活・血高不良・頭皮へのダメージです。
薄毛は原因を正しく突き止め、適切な治療を行うことがとても重要になります。
最近は、薄毛治療の専門クリニックが増えています。
専門医院による診察や検査を行い、自分自身にあった治療を受診することで
効果的な発毛・育毛治療ができますので、少しでもご自分の髪にご不安がある方は、
まずは専門医にご相談してはいかがでしょうか。